Q&A
Q
どんなところに使われているの?
道路、鉄道、公園、漁港、プラントなど各種施設の防風・防雪・防砂対策のほか、植樹保護・目隠し・臭気対策など様々な場面で使用されています。
Q
どんな効果があるの?
風を弱めることで、防風はもちろん雪や砂、飛沫などを防ぐ効果が期待できます。また、適度な目隠し効果も期待できます。
Q
樹脂製ネットのメリット、デメリットは?
樹脂製のため鉄と比べ安く軽量なのが特徴です。ただし、せん断には弱いため、鋭利なものには注意が必要です。
Q
ネットの耐久性は?
屋外で用いる樹脂製品の場合、紫外線に対する耐候性が製品寿命に大きく関わります。TTKベルト式ネットフェンスに用いられているネットは紫外線に強い黒色とすることで屋外でも長期間使用することができます。
目合いの大きな「ベルト式ネット」では30年以上、目合いの小さな「ベルト式中目ネット」では12年以上の使用実績があり、現在も継続して使用されています。
Q
メンテナンスは必要?
ベルト式ネットは樹脂製でありながら、非常に伸びにくいことが特長で、時間の経過と共に伸びて弛むことはほとんど無いため通常であればメンテナンスは必要ありませんが、何らかの要因(初期張力の不足や何らかの外力が働いた場合)等でネットが弛んだ場合には、ネットユニット1枚あたり4~6箇所のナットを締めこむことで簡単に張り具合を調整することが出来ます。
Q
ネットはなぜ黒いの?
屋外で用いる樹脂製品の場合、紫外線に対する耐候性が製品寿命に大きく関わります。TTKベルト式ネットフェンスに用いられているネットは紫外線に強い黒色とすることで屋外でも長期間使用することができます。
また、最近の網戸などに用いられる様に、黒色のネットは景色がすっきりと見える効果があり、景観性の向上や圧迫感の軽減にも効果があります。
Q
ネットの色は変えられるの?
技術的には可能ですが、特注での生産となってしまうため納期と費用が掛かり、使用数量が少ない場合はあまり現実的ではありません。
Q
ネットの有孔率はなぜ45%なの?
有孔率とは張立材の大きさに対しての穴の割合を示すもので、ベルト式ネットの場合、45%に統一しています。一般的に風を通さない素材の場合、すぐ後ろでは風が全く無くなりますが、大きな乱気流が発生し少し離れただけで風は回復してしまい、雪を伴っているときには大きな吹溜りが発生します。また有孔率が大きすぎると減風する効果自体なくなってしまいます。ベルト式ネットフェンスでは適度な有孔率と独特な格子形状により風を抑え、その範囲が非常に広いことが特徴です。
Q
ネットの有孔率は変えられるの?
ネットは様々なデータを基に、最も効果的と考えられる有孔率=45%(遮蔽率=55%)に統一されているため、これ以外の有孔率(遮蔽率)には変更できません。
Q
2種類のネットの違いは?
2種類のネットは有孔率は同じですが景観性や耐久性等特性が異なります。ご利用になる条件によりどちらのネットが最適かご提案できますのでご相談ください。
Q
フェンスの柱はどのように固定するの?
一般的にはコンクリート等の基礎に設置されたボルト(アンカーボルト)に接続して柱を支えます。基礎の形式は地盤条件によって様々なタイプがあります。
Q
どんな基礎があるの?
地盤が良好な場合はコンクリートブロックだけでもたす直接基礎、軟弱な地盤の場合にはH鋼や鋼管を地中に打ち込む杭基礎があります。TTKフェンスの場合には非常に軽量なため、直接基礎を地表面に置く置き基礎も選択できます。
Q
基礎の大きさは?
基礎の大きさはフェンスの寸法、設計風速、地盤の状況により大きく異なります。地盤の条件が分かればどの様な基礎が最適か計算のお手伝いもできます。
Q
どこで販売しているの?工事までできる?
エリアによって販売店や施工会社が異なりますのでお問い合わせください。
Q
どの位の風に耐えられるの?
ネットや柱は最大風速50m/sまで耐えられる仕様となっています。使用状況や使用場所によって設計風速を変えています。
Q
防風柵と防雪柵のちがいは?
防風柵は単純に風を弱めるための施設ですが、防雪柵は雪の吹溜りを防止したり視程障害を緩和する目的で設置される施設です。
Q
フェンスの部品構成は?
主に柱材、ベースプレート、胴縁、ネットユニット、アンカーボルト(フレーム)で部品数が少ない構成となっています。
Q
DIYしたいがネットだけ購入はできる?
目合いの細かい「ベルト式ネット中目タイプ」についてはロール(幅1.9m×30m)販売しております。しかし目合いの大きい「ベルト式ネット」についてはネット単体では取扱い(取付け)が難しいため、ネットの両端に取付用金具をセットした「ネットユニット」として販売しております。
Q
既存のフェンス(支柱)にネットを張りたい
今のフェンスの柱材に合わせたアタッチメントを取り付けることで、ほとんどの場合取付が可能です。
Q
効果を体感したい
EE東北やTTKが出展するほとんどの展示会では体感コーナーを設けており、減風効果が体感できますのでぜひご体感ください。また、可搬型のデモ機でも減風を体感できますのでご用命ください。