用語集
あ行
アンカーフレーム
フェンスの支柱をコンクリート基礎に固定するために用いるアンカーボルトをフレーム状にくみ上げた部品
アンカーボルト
フェンスの支柱をコンクリート基礎に固定するために、コンクリートに埋め込んで使用するボルト。
置基礎
フェンスを固定するコンクリートブロックを地中に埋め込まず、地上に設置する基礎方式。 コンクリートブロックを地中に埋め込まないため、掘削作業が無くなり施工期間が短く、撤去や移動が簡単にできる。
か行
杭基礎
軟弱な地盤にフェンスを建てる場合、コンクリートブロックだけでは支えることができない地盤の場合には杭(H鋼や鋼管)を地中に打ち込む基礎。 支持方式によって、支持杭と摩擦杭に分けられる。
さ行
視線誘導
視程が悪くなった場合には進行方向の線形の把握が重要となる。スノーポールやデリニエーター(デリネーター)などの視線誘導標に加え、道路に沿って設置される防雪柵や防風柵自体も視線誘導に貢献できる。
視程
物体を視認することができる最大距離
視程障害
雪などにより前方の視認が難しくなる交通障害。
スノーポール
積雪地域の道路における視線誘導を目的として使用される交通安全施設
地吹雪
地上に積もった雪が風によって空中に舞い上がる現象を地吹雪、強い風を伴った降雪を風雪、風雪と地吹雪が一緒になって発生している現象を一般に吹雪と称している。
遮蔽率
隙間の遮蔽している割合。⇔有効率(隙間の空いている割合)
主風向
風の吹いてくる方向を風向といい、その地方で多い風向のことをその地方の主風向という。季節に特化した主風向もある。
雪庇
風下側に向かって伸び出した積雪。乱流が発生し風の渦ができると生長する。大きく発達した雪庇が落下した場合は事故や雪崩の要因となる場合がある。
た行
直接基礎
コンクリートブロックだけで支える基礎。軟弱な地盤の場合にはH鋼や鋼管を地中に打ち込む杭基礎を用いる場合が多い。
沈降圧
雪が沈み込む際に発生する圧力。張りたて材や胴縁などの水平部材は被害を受ける場合もある。
デリニエーター(デリネーター)
車道の側方に設置することで、路端や道路の線形等を明示するための施設
な行
軟弱地盤
泥や多量の水を含んだ常に柔らかい粘土や軟らかい砂から成る地盤の総称。
は行
吹溜り
雪や砂などが風に吹き寄せられてたまっている場所。
防雪柵
張り立て材により柵前後(風上、風下)の風速や風の流れを制御して、道路の吹きだまり防止や視程障害緩和を図ることを目的としたもの
防潮柵
風の通過を許しながら、塩分粒子を低減するもの
や行
有孔率
隙間の空いている割合。⇔遮蔽率(隙間を遮蔽している割合)